日々、是レ、気ママニ育児ト育自。

モットーは『何とかなる』。スカパラライブに行ける日は来るのか!?
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--/--/--(--) --:--:-- | スポンサー広告 | Trackback(-) Comment(-)
『金木犀の人』 episode33
その日は一日、頭がぼーっとしていた。
何も手に付かない。


はやく帰って真相を突き止めたい。
そう思う反面、真相を知ることが怖かった。


わたしはバイトが終わると急いで帰った。
ヤクから、1時間残業するとメールが入っていた。
本当に残業か?
わたしの中で疑惑が広がる。


わたしはいつも通り、夕飯の支度をして、ヤクの帰りを待った。
ヤクもメール通り、一時間残業したであろう時間きっかりに帰宅した。


夕飯を食べながら、わたしはできるだけ平静を装い、ヤクに切り出した。


わたし「あのさ、昨日夜中に出かけた?」
ヤク 「え??いや、どこも行ってないけど。。」
明らかにしどろもどろだった。


わたし「でも、夜中いなかったじゃん。わたし、その時起きたんだけど」
ヤク 「あ、あぁ。ちょっと目が覚めちゃって、タバコ吸おうと思ったらちょうど無くってさ。
それで買いに出たんだよ。」


嘘だ。そう思った。
タバコなら、アパートのすぐ裏に自販機がある。
何も車で出かけるはずがない。


わたし「でも、車ででかけたよね?タバコならそこの自販機があるじゃん」
ヤク 「えっと。。。自販機は売り切れだったから、コンビニまで行ったんだよ。」


たしかにコンビニなら車で行くのもおかしくはない。
しかし、コンビニは車で2~3分だ。
多くみても、15分くらいで帰ってくるはずだ。
あの時、わたしは30分は起きていた。


やっぱりおかしい。


とりあえず、この話はこれで終わりになった。


しかし、わたしの中でどんどん疑惑と不安が広がっていった。
スポンサーサイト
『金木犀の人』 episode32
それから何日か経った、ある晩だった。


もう12時を回って、そろそろ寝ようってことで、
二人とも布団に入った。

そして、多分深夜2時くらいだったはず。


ブロロロロ。。。
と、車のエンジンの音がした。
初めは夢かと思ったが、そのままわたしは目を覚ました。
不思議なことだった。
一度寝たら、朝まで起きることのないわたしが、
車の音で目を覚ますなんて、あり得ないことだ。

さらにあり得ないことに、隣で寝ているはずのヤクがいなかった。


いやな予感がした。


窓から駐車場を見てみた。
車がなかった。
やっぱり、あのエンジン音はヤクだったのか。


それでも、すぐに帰ってくるかなと思い、
しばらく起きて待っていた。
が、ヤクはなかなか帰ってこなかった。


いつの間にかわたしはまた寝てしまっていた。
次に目を覚ました時は、もう朝だった。
その時には、ヤクは帰っていて、わたしの隣で寝ていた。


もう出勤ギリギリの時間だったため、その時は何も聞かずに
二人とも慌ただしく仕事に出かけた。
『金木犀の人』 episode31
ヤクの行動に違和感を感じた翌日から、
わたしはこっそりとヤクを注意深く見ていた。


が、そんなことするまでもなかった。


ヤクは、あまりにもわかりやすかったから。


トイレにケータイを持ち込むのはもちろん、
数分置きにケータイメールチェックをしていた。

そして。
いままで放置だったケータイが、なんとロックがかけられていたのだ。


決まりだった。

なにかある。
しかも、絶対、女だ。


こうゆう勘は必ず当たるものだ。


しかし、決定的な証拠を見つけたわけではない。
わたしはもうしばらく、様子を見ることにした。
『金木犀の人』 episode30
わたしは友達と二泊三日で京都旅行に出かけた。


ヤクも夜遊びしなくなっていたので、わたしも旅行の間、あまり気にせず楽しめた。
旅行中、別にヤクに連絡することもなかった。
メールくらいはしたかもしれないけど。


あっと言う間に京都旅行も終わり、夜、わたしは帰宅した。


お土産を出しながら、京都での出来事を話した。
たぶん、その辺はヤクも普通だったと思う。

しばらくして、ヤクがトイレに行った。
その時だ。
わたしは違和感を感じた。


(??なんだろう?なんだか変な感じ。。。)



たしかに違和感を感じたが、それが何なのか、
はっきりとはわからなかった。


それから寝るまでの間、ヤクは何度かトイレに行った。
そして、わたしは初めに感じた違和感の正体に気付いた!!


それは、携帯電話だった。

ヤクはトイレに行く度にケータイを持っていった。
それは今まで一度もなかった行動だった。
むしろ、ケータイなんかほとんど放置だったはず。
そんな彼が、トイレに持ち込んでいたのだ。


これは、あやしい。。

わたしはヤクの様子をこっそり、うかがうようにした。
Designed by aykm.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。