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日々、是レ、気ママニ育児ト育自。

モットーは『何とかなる』。スカパラライブに行ける日は来るのか!?
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『金木犀の人』 episode36
数日後、わたしはその人と待ち合わせて、相談がてら飲みに行った。
その人とは、ヤクの会社の須加さんだ。


店に入り、ビールを注文するとすぐに須加さんが訊いてきた。
須加さん「どうしたの?相談て。珍しいじゃない。」
わたし 「・・・。ヤクのことなんですけど。。。」
須加さん「ヤク君がどうかしたの?」


それから、わたしはヤクの怪しい行動から、夜中の外出、相手が会社の子かもしれないこと、
そういった経緯を話した。
ヤクの携帯で見た、彼女の名前も話した。


須加さん「ふーーーん。。。そっか。」
と言って、ちょっと間を置いてから
須加さん「その子、確かにその名前の子、会社にいるね。ちょっと珍しい名前だし
多分その子だねぇ。」

そう言われて、わたしは意外と冷静だった。
もっとショックかと思っていたけど、わたしの中で「疑惑」はすでに「確信」に変わっていたからだ。


須加さん「でも、あの子、たしか外注さんと付き合ってるはずだけど。」


と言うことはお互い「浮気」と言うことか。


須加さん「放っておけば、そのうち自然消滅するかもよ。」


たしかに。。。
お互い浮気で、一瞬の気の迷いってことだったら、それでも良いかもしれない。
なーーんだ。
と、ちょっと気が楽になったところへ、須加さんが痛いことを言った。


須加さん「でもさー。そんな浮気するような男、こっちから切っちゃえば良いじゃない?」
まさかの一言だった。
須加さん「そんな男に自分の人生をかけるのは、正直もったいないと思うけどな。
ヤク君が悪いヤツだとは言わないけど、でも、浮気する男はまたすると思う。
そのたびに、心を痛めるなんて、もったいなくない?」


しばらく、何も言葉が見つからなかった。


わたしの中にまったくない選択だった。
ヤクと別れる。
今まで考えたこともなかった。
そして、そう言われても、その選択をするつもりにはならなかった。
今なら、須加さんの考えも納得できる。
しかし、フリーターで、ヤクがすべての生活をしていた当時のわたしにとって、
ヤクのいない人生はどうしても考えられなかった。


須加さんも、
「あ、ゴメン、これはあくまでもわたしの考え方だからさ。
KAZUちゃんはKAZUちゃんの考えでいけば良いんだよ。また、いくらでも相談に乗るしね。」
と言って、この時はこれで終わりにした。


 
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